職業相談に意味がないと感じるなら、無理に「仕事探しのための有意義な相談にしよう」と考える必要はありません。
求職活動実績のために利用すると割り切ってよいと思います。
職業相談は意味ないと感じた
私にも「職業相談は意味ないな」と感じたことがありました。営業の仕事を辞めて、できればエンジニアに転向したいと思っていた頃のことです。
ハローワークの職業相談で、「未経験だけど、エンジニアの求人を見たい」と相談しました。
ところが、相談員からは、
「未経験からエンジニアは厳しいです」
「あなたの経歴なら、営業で行った方がいい」
「どうして営業じゃだめなんですか?」
「営業なら、すぐ転職できますよ」
と言われる始末。
当たり前だろ。わかってるよ、そんなことは。
営業の経歴なんだから、営業職なら転職しやすい。そんなことは自分でわかってます。
私が相談したのには目的があって、
「未経験可のエンジニアの求人はどのくらいあるのか」
「未経験の求人は、どんな条件で募集されているのか」
「その条件のために、自分は何をすればいいのか」
こういうことを知りたくて、求人を見ながら相談したかったわけです。
だから、たとえば「営業からエンジニアへの転向は簡単ではないけど、未経験可の求人もありますから一緒に求人を見てみましょう。応募条件を見れば、どうすればいいか分かるかもしれませんね。」みたいな話なら、意味のある相談だと思うのです。
「相談がこの程度なら、自分で求人を検索したほうがいいな」と思いました。
意味ないと感じる根本的理由
職業相談が意味ないと感じた理由は、相談員の対応だけではありません。職業相談という仕組みそのものに違和感があります。
失業手当をもらうには求職活動実績が必要で、職業相談すれば実績になる。
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だから、本当は相談したいことがなくても、失業手当をもらうために、それっぽい相談をする。
なんだ、この茶番劇。
自分は毎回、「就職するために相談している」というより、「失業手当のために相談している」わけで、
自分と同じように、失業手当のために職業相談を無理やり利用している人も少なくないと思うと、職業相談の仕組み自体が歪んでいるようにも思えてきます。
結局、職業相談は実績のため
職業相談に意味がないと感じてからは、「失業手当のための相談」と割り切って考えるようになりました。
失業保険の制度がそうなんだから、仕方ないです。
失業手当をもらうために、実績のためにうまく使ってやろうと思うようになりました。
職業相談に対する苦手意識
失業手当のために、実績のために割り切ったとはいっても、職業相談に対する苦手意識はずっとありました。
その原因は、相談したいことが無いのに、相談しなければならないという、理不尽な状況に自分から向かっていかなきゃならないからです。
無理やり相談しなきゃならない
職業相談を利用する以上、何か相談しなければなりません。
この無理やり相談することに、強い苦手意識がありました。
私の場合、「エンジニアの求人を見たい」と言っても、「営業でいいだろ」と言われるわけです。
じゃあ、何を相談したらいいの?
結局、あまり興味のない求人票をプリントして、その求人票の中身について話すしかありませんでした。
でも、これが一番手っ取り早く相談を済ませる方法でした。
自分が失業者であるという現実
職業相談のためにハローワークに行く。ということにも苦手意識がありました。
実績のために仕方なくハローワークに行くわけですが、自分が失業者である現実を、行くたびに突きつけられるのです。
社会不適合者のような、みじめな気分。
「嫌なことはさっさと済ませてしまおう」と考えて、職業相談に行く日を決めたら、その日の午前中に行くようにしていました。
ハローワークは午前中が空いているので、職業相談の待ち時間もなくて、これはいい方法だったと思います。
職業相談に行きたくない
だんだん、職業相談に行きたくないという気持ちが大きくなって、職業相談以外の方法でも実績をつくるようになりました。
要は、毎月2回の求職活動実績をつくれればいいわけです。『雇用保険受給資格者のしおり』を見てみると、
◎失業の認定における求職活動実績となるもの
(1) 求人への応募(応募書類の送付、面接)
(3) 許可・届出のある民間事業者等が実施するもの
求職申込み、職業相談、職業紹介、求職活動方法等を指導するセミナー※東京労働局『雇用保険受給資格者のしおり』
こう書いてあって、応募することでも実績になるし、セミナーを受けることでも実績になることが分かりました。
行きたい会社が無いと応募できない
行きたい会社が見つかっているなら、応募すればいいと思います。応募したこと自体が実績になるからです。
でも、私の場合は、毎月必ず応募したい会社があるわけではありませんでした。
応募したい会社がなければ、この方法では実績をつくれません。
そこで、応募以外の方法を探しました。
セミナーなら応募も面接もしなくて済む
「許可・届出がある民間事業者が実施する、求職活動方法等を指導するセミナー」とは、なんだか難しく書かれていますが、転職サイトが実施しているセミナーがこれにあたります。
転職サイトのセミナーを受講しても実績になる。
これが私にとって、一番よい実績をつくる方法でした。応募もしなくていい、相談をしなくてもいい。
転職サイトのセミナーは、週3~4回とけっこうな頻度で実施されていて、認定日が近くても実績にできるのも良かったです。
失業認定のときに、「ほんとに実績として認められるかな」と心配でしたが、まったく問題なく失業認定されました。
ハローワークの職業相談に行きたくない人には、転職サイトのセミナーが一番おすすめの方法だと思います。
